特別展「聖地をたずねて-西国三十三所の信仰と至宝-」

 西国三十三所は、養老2年(718)、大和国長谷寺の開基・徳道上人が、閻魔大王から「生前の悪行により地獄へ送られる者が多い。観音霊場へ参ることで功徳が得られるよう、人々に観音菩薩の慈悲の心を説くように」とお告げを受け、起請文と33の宝印を授かったことにはじまるといいます。徳道上人が極楽往生の通行証となる宝印を配った場所が、観音霊場を巡る信仰となり、33の札所を巡る日本最古の巡礼路となりました。

 

 巡礼路の総距離は約1000キロメートルに及び、和歌山、大阪、兵庫、京都、奈良、滋賀、岐阜と近畿圏を包括するように伸びています。長きにわたり、日本の首都であり、文化の中心地である京都に三分の一の霊場が集中していることから、観音信仰と巡礼の文化は全国に広がりました。

 

 西国三十三所草創から1300年。これを機としてゆかりの深い京都の地で、特別展を開催いたします。今もなお、老若男女、国籍を問わず、人々をひきつける巡礼の魅力を、美しい観音菩薩の姿や各札所の寺宝を通じてご紹介します。観音信仰とともに守り伝えられてきた至宝の数々をご堪能ください。

開催概要

名称

西国三十三所 草創1300年記念

特別展「聖地をたずねて-西国三十三所の信仰と至宝-」

会期 2020年4月11日(土)~5月31日(日)

  • ※会期中、一部の作品は展示替を行います。
休館日 毎週月曜日(ただし5月4日は開館)
開館時間 午前9時30分~午後6時まで(入館は午後5時30分まで)

  • ※会期中の毎週金・土曜日は午後8時まで(入館は午後7時30分まで)
会場 京都国立博物館 平成知新館

〒605-0931 京都市東山区茶屋町527

主催

京都国立博物館、西国三十三所札所会、読売新聞社

【特設サイト】
https://saikoku2020.jp/