「西国三十三所」会長ごあいさつ

ごあいさつ

西国三十三所は、草創以来一千三百年の歴史を有する観音霊場で昔から我が国の観音信仰の中核を担って参りました。その間、絶えることなく多くの人々がこの巡礼道を行き交い、山を越え、谷を渡り、また鳥の声を聴き、風を感じ、観音様の大きな慈愛に触れてこられました。その姿は今も変わりません。2019年には、我が国を代表する巡礼道として、≪「1300年続く日本の終活の旅」…西国三十三所観音巡礼…≫が日本遺産に認証されました。終活の旅とは言い換えれば我々がいかに充実した日々を送り、生きがいのある人生を過ごすかということであります。「西国巡礼慈悲の道」物で栄え、心で滅びると言われ久しいですが、今、新たな令和の御代を迎え、それぞれの願いと思いを込めてこの歴史ある巡礼道を多くの皆様が歩まれることを祈念致します。

西国三十三所札所会会長 
今熊野観音寺山主
藤田 浩哉